ギターの初心者 上達のコツ
コードを弾くのも慣れてきたら初心者を脱したも同然です。
メジャー・マイナー・セブンスを覚えたら、
ほとんどの曲を弾けますので、さっさと自分の弾きたい曲を練習しましょう。
ここまでの段階で飽きてしまう人が多いです。
ここからが重要なのです。
自分が弾きたい演奏したいギターのスタイルは
いったいどんな演奏方法なのでしょうか?
ギターの演奏スタイルによって、
弾き方が全く異なりますので、それが面白いのです。
■ピック弾き
コードストローク等で伴奏中心
エレキのように早弾きをしてみる
コードストロークに単音メロディーラインを少しのせてみる
■フィンガーピッキング
●スリーフィンガー系
フォークに代表されるような、
右手の親指、人差し指、中指でベースとメロディーを奏でる
●カントリーブルース系
ベース音が命、親指を鍛える必要があります。
セブンスを効果的につかい、ミュートやスライドを駆使して
心に響くサウンドを奏でます。
●ソロギター系
ベース・メロディーラインを上手く組合わせ、
程よく様々なテクニックを取り入れたいいとこどりサウンド
●パーカッシブ系
ギターが打楽器に変わります
タッピングハーモニクスやボディを叩いてリズムをとります
などなど、ざっとですがこんな感じです。
どの弾き方も練習方法・使用テクニック共に少々異なりますので、
一つのスタイルできたから他もできるなんて事はないです。
ピックで弾けるからといって指弾きできないとか、
逆もしかりで、指弾きできるがピックで弾けない。
シャッフルができるからといって、タッピングハーモニクスができない。
ハーモニクスはできるがトレモロできないとか、
数えたらキリがありません。
この様に自分が弾きたいのは、
まず弾けると言えるようになりたいのは、
どの演奏スタイルなのかをはっきり決めて練習するのが
一番の上達ポイントです。
そして、壁にぶち当たったときに、
ふと他の演奏スタイルを弾いてみる。
そして、また最初の演奏スタイルに戻ってみる。
この繰り返しをしている内に
あなたは、とんでもないギタリストになっているでしょう。