アコースティックギターのピックアップ・マイク・アンプについて

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ギターの音源を録音したり、ネットで音源を公開したり、ライブで弾いたりと、
そんな時に知っておくと便利なピックアップ、コンデンサーマイク、アンプについてです。

これらのギター機材は、ギターをラインで出力する為に必要な機材です。

ピックアップやコンデンサーマイク・アンプというのは、ギターの弦やボディから出る振動・音を拾い、信号に変換したり、音を拡声器の様に増幅する機材と考えていただければいいです。

これらの機材がなければ、ギターでのライブやインターネットでの演奏音源を公開するのは厳しいでしょう。路上で弾くのならば構いませんが、それでも周囲の音にかき消されるでしょう。

アコースティックギターのピックアップの種類

■ピエゾタイプ
ピエゾという名前の素子を使います。
エレアコに使用されているのはこのタイプが多いです。

ピエゾタイプは2種類あります。

●コンタクトピエゾタイプ
GUYATONE ( グヤトーン ) / GP-1
ギターのボディーに貼り付けてボディー板の振動を出力するタイプです。
パーカッシブ音などをしたい人はこのタイプになります。
音量を上げるとハウリングしやすい。
貼り付ける位置により音質が変化します。
貼り付けには専用の両面テープ等を使用します。

●インブリッジピエゾタイプ(針金タイプ)
FISHMAN ( フィッシュマン ) / AG094
ギターのブリッジにはまっているサドル(白い棒状の物)の裏に貼り付けて、
ギターの弦振動を出力するタイプです。
弦の振動だけを拾うので大音量でもハウリングは起こりにくい。
パーカッシブ音はほとんど拾いません。

■マグネットタイプ
LRBAGGS ( エルアールバックス ) / M1
サウンドホール(ボディーの穴)に取り付けて使う。
エレキギターと同じ原理で弦の振動を磁力で感知して出力します。

●シングルコイル
高音・高域に適して綺麗な音がでます。
ノイズが多い。
●ハムバック
中低音に適していて音質は歪んだ音がでます。
ノイズは少ない。

ハウリングは起こりにくいです。
音質はボヤーンとエレキギターの様な感じになります。

クラシックギター用の弦(ナイロン弦)は反応しません。

■ブレンドタイプ
FISHMAN ( フィッシュマン ) / RARE EARTH BLEND
ピエゾやマグネット、コンデンサー等をミックスして
それぞれの良い部分を取り入れたタイプです。

マイクの種類

■ダイナミックマイク
SHURE ( シュアー ) / SM58
カラオケボックスやスタジオにある様なタイプです。
大体が単一指向性(前面の音を拾う)なので余計な雑音が入りにくい。
振動や衝撃に強く丈夫で壊れにくいです。
主に中・低音域に対して拾音できます。

■コンデンサーマイク
RODE ( ロード ) / NT1-A
歌手などのレコーディング風景に良く出てくるガードされてたりするタイプです。
単一・無指向・双方向など様々な方向の音を拾うことができます。
スイッチにより切り替える事も可能なマイクもあります。
別に電源が必要です。
非常に広域・繊細な音まで拾音できますが、
衝撃や湿気に弱いので気をつける必要があります。

プリアンプ
LRBAGGS ( エルアールバックス ) / PARA ACOUSTIC D.I.
ピックアップやマイクで拾った音を増幅・変換する装置です。
アコースティック用などもあったり、
音質をより良くする為に必要です。

まぁざっとですが、こんな感じでしょうかね。

参考程度にこんなサイトもあります。
http://www.dougyoungguitar.com/pickuptests/

ピックアップもマイクにしても
手ごろな値段でギターを加工せずに使用できる物もあるので、
まずは、そこから始めてみるのが良いですね。

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