なぜ若者は3万円もするイヤホンを使うのか?
ソニーが米国で新たに開発中の「耳の穴をふさがないイヤホン」を発表した。音楽を聴いている最中も周囲の音が自然に聞こえ、他人が見ても耳がふさがっていないことが分かるため話しかけやすいというが、一般的なイヤホンと変わらない音質で音楽が楽しめる製品だ。
http://www.msn.com/ja-jp/money/news/なぜ若者は3万円もするイヤホンを使うのか?
3万円以上する高価なイヤホンが人気となっている理由はスマートフォンが普及したからと書かれています。
音楽をダウンロードして聞く機会が増え、スマートフォンに付属しているイヤホンでは満足出来ないからとなっています。
確かに高いイヤホンを買っている人は多く、以下の記事にある様な異常に高いイヤホンも売れています。
音に拘るとJH AUDIO Layla Universal Fit PSF11-LAYLAを買う羽目になる
だけどスマートフォンの普及で人気となっている訳では無いですよね?
イヤホンを着ける機会は昔から有り、と言ってもソニーのウォークマンからですが・・・カセットテープもCDウォークマンもイヤホンで聞くもの。
特に音質に拘りが無くても、CDなどで家で聞いた場合とあまりにも違うので、イヤホンは良い物を選ぶのは知られていたと思います。
その後MDが出たけど直ぐに廃れ、そしてiPodですよね。このiPodに始まり、メモリ型ポータブルプレイヤーが出た辺りから高いイヤホンが売れ始めたと言って良いでしょう。
その頃からネットも普及し始めており、どのイヤホンが良い悪いと言う情報を見る人が増えたからです。情報は重要ですねぇ。
更に、昔では考えられない安い価格で高品質なイヤホンが登場し始め、遂にはPSF11-LAYLA見たいに異常に高価なイヤホンが販売される事になるわけですよね。
今の2万円から5万円程度のイヤホンは、昔では多分何十万円する価格設定だと思う。価格を抑えて高品質だったら買うでしょ。
これまでスッカスカでペラペラの音質だったのが、少しお金を払うだけで一気に音質が上がるので虜になる。
未だに高級スピーカーやオーディオセットが売れているのも、昔憧れていた人が大人になって手の届く範囲の価格設定になってきたと言っても良いかも知れませんね。
スッカスカでペラペラの音質で聞いていると気分が滅入る。